ソープで働く女性は「プロ」なのか?

こんにちは、チナスキーです。今日から当ブログのスローガンを「中洲を豊洲にナウ」にすることにしました。お見知りおきのほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、スローガン変更に伴い新しい連載コラム「ソープの誤解をタワシ洗い」を始めます。

無趣味な俗物である私は低俗・下劣なものが好きなものですから、よくグノシーやらSmartNewsやらの「まとめ」ニュースをよく見るんです。「ニュース」と言っても、「ネットで21歳のJDと会ったった」的なやつです。そういう低俗まとめ記事って、けっこう頻繁にソープの名前が出てくるんですよ。「25K払うならソープ行けよ」「ソープで25Kなら、ボストロール出てくるからwww」みたいにね。

残念ですね。ソープというのは、いつも、このやりとりのようにイメージだけで引き合いに出されてしまうのです。

思うに、ソープはソープに縁がない人々に誤解されているのです。ちょうど私が「デートクラブ」と聞くと80年代の匂いしか感じないように、誤解している人たちは昔のソープのイメージを持っている傾向があります。

そこで、ソープに興味がまったくない人たちにもソープを正しく理解してもらいたいと思い、ソープ客の代弁者を自称する私がひとつひとつ誤解を紐解いていくとにしました。

前置きが長くなってしまいましたが、第1回目のテーマは「ソープで働く女性は『プロ』なのか?」です。最初から重いテーマですねー。ちなみに、第2回目の予定は立っていません。

風俗Q&Aドットコム - 業界人に相談できるQ&Aサイト
↑取引先とのソープに悩む方、お茶を引きたくない嬢、彼氏を悦ばせたい普通の女の子、待機室のいじめに耐えられない方、嬢と仲良くなる方法を知りたい人・・・人生色々ですね。皆さん、それぞれの立場で悩まれています。お茶を引きたくないという方には、私が思っていることをお答えしました。彼女がお茶を引きませんように。あと、地雷でありませんように。
 

Title:Somewhere between Kingsland and home, Copyrighted by Mark

ソープに行きはじめる前の私のソープ嬢に対するイメージは、「プロのおねーさん」でした。何らかのわりと深刻な理由で働いている女性たちが、プロというプライドを持って、一般人では想像もつかない、ソープランドでしか体験することができないようなサービスを繰り出す、というのが私の「プロのおねーさん」のイメージでした。

ソープに行ったことがない人々なら、同じようなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にソープ巡りをしてみると、イメージしていた「プロのおねーさん」はほとんどいないことが分かりました。

ソープで働く女性って「プロ」なんでしょうか?お金もらって色々やるわけですから、そういう意味では「プロ」なのかもしれませんが、それならピンサロ嬢も、ヘルス嬢も、下手すると出会い系にいる「ワリキリ募集」な人たちもプロになります。でも、ピンサロ嬢の手コキを「ウホー、これぞプロフェッショナルの手コキ!」って言う人はあまりいないですよね。

風俗で「プロ」というと「ソープ」、「ソープ」というと「プロの技」と連想されるのが、世間一般の感覚です。私はこのイメージに違和感を感じています。ソープに慣れ親しんでいる方々にとっては、どうでもいいことかもしれませんが、ソープ業界・ソープ市場の外の男女にとっては、「ソープ=プロ」という感覚がある種の敷居になっていると思うのです。「プロの技よりも、もっと気軽な風俗がいい」「プロの技なんてないから、私では稼げない」、そんな風に思っている人も多いことでしょう。

実際には「ソープ=プロ」、「ソープ=プロの技」というイメージは昔のイメージで、ミレニアムも結構な過去になった今日の現実からは離れています。

当ブログでよく記事になる格安店のどれかに行けば、すぐに分かります。プロの技なんてありません。舌技や指技の上手下手はありますが、「個人差」の範囲に収まります。プロの悲壮感も額に汗を垂らしながらの職人技もありません。最近はマットは置いてない店も多いです。「体は売っても心は売らないからキスはしない」、そんなことは誰も言いません。ベロベロにチューされます。

「プロの技なんてない」と書きましたが、彼女たちが何もしないわけではありません。現代の新しい世代のソープ嬢たちは、イチャイチャ、恋人風、癒し系と多様な表現があるように、「プロの技」の代わりに客との距離の取り方によって客を満たそうとしています。写メ日記、LINE、メール、SNS(主にTwitter)も「客との距離のとり方」に含まれると言っていいでしょう。

プロの技が物理的なテクニックであるのに対して、この新しいサービス手法は精神的なテクニックであると言えます。どちらも非日常の創造を目指すものですが、アプローチは正反対です。

物理的なテクニック、精神的なテクニック、どちらも現代ソープに存在しますが、トレンドは圧倒的に後者です。人々はそれを「素人系」、もしくは「恋人系」と呼びます。提供する側が変わったのか、客のニーズが変わったのか、私は両方変わったのだと推測しています。「プロの技」を象徴する物理的なテクニックは、ベテランのお姉様たちを中心とした一部のビジネスパーソンの専売特許になりました。

こういったソープ業界の傾向は、アイドル業界の推移に似ていますね。大昔はアイドルも歌が上手くないとテレビでは歌えませんでした。その時代だったら、国生さゆりの「バレンタインデーキッス」も細川ふみえの「スキスキスー」もBPOに引っかかっていたでしょう。いつの間にか、アイドルに歌唱力は求められなくなり、その代わりに彼女たちは、おっさんと路上でチューするくらいに身近な存在になりました。

格安店から広がった「素人系」ですが、高級店でさえ「素人系」の看板を掲げている店もあります。マットができない嬢は高級店にもいます。この傾向が続けば、ちょうどストリップでオマンコから吹き矢を飛ばす技が失われつつあるように、やがてカエルキックや壷洗いはロストテクノロジー化することでしょう。

物理的な技が求められた時代にソープで働いていた方からすれば、今のソープの素人化というトレンドは「ソープじゃない」ということになるのかもしれません。しかし、競争は常にあるわけですから、今は今で競争に勝つことの難しさは変わりないはずです。

そういうわけで、私は「ソープ=プロ」というイメージは、現実を正しく伝えていないと思っています。どちらかというとヘルスで働いている女性の方がプロの技を身に着けているのではないでしょうか。

「プロの技」ができるビジネスパーソンが少なくなったソープ業界ですが、彼女たちには「ド根性」という武器があります。

ソープって、女性にとっては他の風俗業界に比べても踏み入れるのに勇気と覚悟が要る業界であることは容易に想像できます。ソープで働く女性たちにはその一歩を踏み出した覚悟と根性が多々見られます。もちろん個人差はあるでしょうし、地雷と呼ばれる方はいますが、平均すれば他の風俗業界よりも肚の座った方は多いと思います。それは多くのソープ嬢が提供してくれる、おじさんの口の中を舐め回すようなキスに象徴されます。

もはやソープで働く女性の多くは玄人という意味での「プロ」ではありません。しかし、彼女たちは笑顔とド根性を持って客の胸に飛び込んでくる天使様たちです。「ソープ=プロのおねーさん」というステレオタイプが廃れ、今の現実が広く認識されることを私は切に願っています。もちろん、いつの時代も変わらず地雷は潜んでいますが。

※画像には、”Use less streotypes”と書かれています。

25 件のコメント

  • チナスキーさん、はじめまして。
    近々、人生初のソープランドを体験するために吉原を訪れる者です。
    ソープランドへ行ったことがないため、私のソープに対するイメージは、まさしく記事に書かれている「世間一般の感覚」でした。
    そんな感覚を持つ私なので、マットなどの非日常的な、いわゆる「プロの技」に憧れています。しかし、現在ではそういう物理的な技術をしっかりと身に着けている方は減ってきているのですね。ニーズが変われば提供されるサービスも変化していく、というのは当然なのかもしれませんが。

    私が予約した女性の紹介ページには、マットが得意と書いてあったので、楽しい時間を過ごせるとワクワクしているのですが…。

    • 次郎兵衛さん、初コメントありがとうございます。

      人生初ソープですか!いいですね。そのワクワクが羨ましいです。ぜひご感想をお聞かせください。

      良い風呂になることをお祈りしております。

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