エルドール(吉原) – 8万円の店を6万円にしてもらって入ったところ・・・

アリジゴク:
ウスバカゲロウと呼ばれる昆虫群の幼虫の俗称。さらさらした砂地に掘った穴に住み、穴に落ちた蟻などを捕食する生態が有名だが、実際の姿は名前ほどは認識されていない。その名前から蟻を捕食しまくっているようなイメージが持たれているが、実際に捕食に成功するのは週に1回から月に1回程度と言われている。

ソープランドガイド
↑一番上にあるムービーの「リオナ」さんのカラダがエロいです。

お店データ

場所:東京吉原
支払った総額:60,000円(120分 ※値引き)
フリー or 予約:フリー
営業時間:12時~24時
入店時間:平日午後
待ち時間:5分
混み具合:他に1人

Title:Cheats And Liars, Copyrighted by studio tdes

店に入るまで

その日、おれは自由を謳歌していた。

自由の日。さらに「高級な自由の日」だ。高級ケツ洗い店にフリーで行く。これからリスクを恐れずに遊ぶんだ。Freedom(自由)にはBrave Heart(勇敢な心)が必要だってわけだ。そんなわけで、おれはYoshiwaraの街を闊歩していた。

最初に入ったケツ洗い店は満員だった。「4時間待ち」と言われた。どうした?慢性的不景気じゃなかったのか?安いものしか売れないんじゃないのか?アベノハルカスの第三の矢はまだ放たれていないんじゃないのか?

最初の店で想定外の事態になったため、おれはさっそく路頭に迷った。見知らぬ異国のいかがわしい街に放り出されたような気分になった。途方に暮れて歩いていると、エルドールという店の入り口に立っていた、50代くらいのメガネの男に声をかけられた。

そこのマスター!どうですか?

みたいなことを言われた。

いくらだ?

8万円です。

無理だ。6万円しかない

ちょっとお待ちになってください、8万円の店なので。確認してきます。

男は店の中に消えていった。誠実な性格のおれは律儀に店の前でおっさんが出てくるのを待った。

大丈夫です。OKが出ました。

おれは見事にひっかかって、店の中に入った。おれはいつも客引きにひっかかる(参照:「夕月」の記事)。

エルドール。aile d’ ore。おれは科学の本のこともフランス語のこともよく知らないが、フランス語で「金色に輝く翼」っていう意味らしい。この店が金色の翼だったら、さしずめおれは金色に輝くアメリカンクラッカーってとこか。

狭い案内部屋に通された。客はおれひとりだった。怪しい金融商品を売り込む営業マンみたいな男が部屋に入ってきた。さっきとは違う男だ。

奴は大きなアルバムをおれの前で開いた。推定30歳くらいの女の写真が貼ってある。奴によれば、入れるのは彼女だけらしい。出勤したてのホヤホヤで、彼女なら6万円でいけるそうだ。

「お仕事きっちりで人気の子ですから!」

年齢は?

彼女はどう見ても、若くは見えなかった。

「30歳です。当店は上は20代後半から30歳くらいまでしかいませんから」

「彼女はいいですよ。ちゃんと高級店の接客をしてくれますから」

「サービスきっちりですから」

「私を信じてください、お客様!」

「私は嘘をつきませんから。彼女だったら間違いないですから!」

15分くらいあとで分かったのだが、奴の言ったことはほとんどウソだった。というか、「6万円」という金額以外はすべてウソだった。ティファナのポン引きのようなやり方だ。

あそこまでウソをついて、目先の6万円を手に入れようとするのは何故なのだろう?何が奴をあそこまでウソつきにさせるのか?

世界は複雑にできていて、怪しげな店員に押しに押されて、超かわい子ちゃんが出てくることもある。おれは6万円を払った。

女の子

案内部屋を出て右を向いた階段の上に女は立っていた。

そうか、おれはまた騙されたのか。

彼女を見た瞬間に悟った。毎回、毎回このパターンだ。もうまっぴらだ。

階段からおれを見下ろしていたのは、40歳くらいの痩せた女だった。女はひとこと挨拶をすると、おれの腰に手を当てて階段を昇りはじめた。

サービス

第一回戦が始まるのにたいした時間はかからなかった。

シャワーは浴びなかった。彼女は私を横に寝かせて、無言のまま数秒間の形式的なフェラチオをして、おれのペニスをコンドームで包んだ。それからそこに跨った。挨拶をして5分か10分くらいの話だ。

フェラチオの様子から彼女にまったくやる気がないのが分かった。開始数分でおれは無駄な抵抗はやめようと観念した。だから、そのまま跨らせた。

典型的な地雷接客パターンである。連中はいつも入れ急ぐ。雰囲気も前戯もかなぐり捨てて、いきなりハメようとする。急いだって120分は120分なのに、どういうわけか連中は急いで突っ込ませようとする。そして長い長い休憩のあと、気が向いたら最後の15分くらいで、第二回戦をオファーしてくる。

古典的、かつ典型的なやり方に心底ウンザリした。

これが英国の薔薇が廃絶を願った地雷だ。巧妙にして大胆。ごまかしと露骨の波線。まともなサービスをする決意はないのに、地雷として振舞う根性はある。

そういうわけでおれたちはベッドを揺らせた。途中で女を寝かせ、私が上になった。顔を近づけると、唇を口の中に隠しやがった。おれは、女の鼻の下の皮膚と顎の上部の皮膚に唇を当てた。

おれが射精をすると、ベッドの上で手が届かないくらいの距離をとって、女が話しはじめた。女の話術は巧みだった。別に話が面白いわけではない。むしろつまらなかった。しかし、ほどよい間合いで相手に話をさせる能力に長けていた。おれたちは長いこと話した。1時間は会話に費やした。「もう1回」などする気にもなれなかった。むしろ帰りたかったが、なんせ女は会話が巧妙だった。

ふとしたきっかけで、今日ここに来た経緯について聞かれた。

「紹介屋のおじさん?それとも店の人に声をかけられたの?」

なんだ?この口車に乗せられた前提の質問は?

「金色に輝く翼」でのこの女のポジションを、これ以上ないくらいに手短に表している言葉だった。要するに女は、対フリー要員だったわけだ。店の軒先で手ぐすね引いて待っている店員によって捕獲された哀れでトンマな蟻んこちゃんたち。その餌はこの女に与えられているのだ。多分、捕食率は週に1回もないだろう。

残り時間が30分を切った頃、「そろそろシャワー」をという話になった。彼女はマットをオファーしてきた。おれは80%の貧乏性と20%の意地悪でそのオファーを受けた。自分でオファーしたにしちゃあ、気のないマットだった。ベッドと同様に短いフェラチオしかしない。あとは体に体をこすらせるだけだ。

仰向けになるとすぐにコンドームをクルクルされた。再び女は跨る。

つまらなかったので、数分でやめた。

地雷接客ではあったが、ひととおりやるべきことはやった。すべて女が作った計画どおりに進んだようだ。

腰に手を当てられながら、情けない気持ちでおれは階段を降りていった。

終わったあと

「いかがでしたでしょうか?」

さっきの男とは別の男に感想を聞かれた。

30歳と聞いたのに、40歳ぐらいのが出てきた。ウソをつかれた。サービスきっちりと言われたのに、どこもきっちりではなかった。

おれは率直な感想を伝えた。

「そうですか・・・」

男は渋い表情を作った。余計なことは言うまいと堪(こら)えているように見えた。

「言われた年齢よりも10歳くらい上に見えたよ」

もう一度おれは言った。

「そうですか・・・お姉さんでしたか」

おれと男はじりじりと見つめあった。

店員は神妙な顔をして、携帯番号が書かれた名刺を差し出した。次回は直接電話をすればいい子を紹介する、と。

30分待たされて、ようやく車が到着した。おれは店を出た。

世界史上もっとも偉大なるブッシュ総統様だったら、と思った。「黄金に輝く翼」は「地雷支援店」指定されるだろう。

5段階評価

総合満足度:1
費用対満足度:1
ボーイさん:1
女の子ルックス:3
スタイル:3
サービス:1
嬢の印象:40歳
写真とのギャップ:年齢は容易に想像できる写真(あのとき、なぜ想像できなかったんだ!)

16 件のコメント

  • 吉野家さん、コメントありがとうございました。

    すみません、お返事が遅くなりました。

    同じ人だったりして。

    8万円台が6万円台になるって、冷静に考えればおかしいですよね。
    コンスタントに客が来る店はそんなことはしないでしょうから。

    私も値引き交渉は二度としないと思っております。

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