
Photo credit: ►►haley via Visual Hunt / CC BY
PCでこのブログを見ている方は気付いたかもしれないが、先週こんなツイートをした。
風俗嬢の方は、ゲーノージンみたいに夕食にアレ食っただの、コレ飲んだだのをブログに書くんじゃなくて、きちんとした文章を心がけて、人並みに教養があることを見せてほしい。それが一番の宣伝。
このツイート、とてもささやかながら賛否両論が起きた。私のツイートとしては「年間ホームラン80本、打率.397」ぐらい異例の20のリツイートと10のお気に入り登録をいただき、Twitterからのアクセスが普段の10倍になった。初めてツイッターが役に立った。良くも悪くもリツイートしていただいた方には感謝している。
「否」の方は、総じて「それが一番の宣伝」という最後の言葉を棚上げした、どちらかというと感情的、ヒステリックな反論ばかりだった。議論にならない。「食事の話してもいいだろ」「風俗嬢を見下している」云々だ。
思ったのだが、世の中には一定の割合で「風俗で働く人はすべての人から見下されているに決まっている」という前提で生きている人たちがいて、その人たちは「風俗嬢は~」という話題に触れると、たちまちアレルギー反応を起こしてヒステリックになるらしい。
もちろん、少なからず見下している人たちはいるだろうし、彼女たちを代弁するような著名人もいないので(たとえばテレビに出演する有名AV女優はいるが、風俗業出身でそのような有名人はいない)、過敏になるのも理解はできる。
「賛」の方に、私のツイートに対して解説と補足をしている方がいた。「HAYAKA@ブログ改善中」というアカウントの方だ。
これ正解。正確には自己ブランディングができている女の子はこういった類の写メ日記を書いた「ほう」がよいです。まだ何もない状態でこれをやっても効果はかなり薄い。これは風俗業界に限ったことではないです
およそどんな職業でも、床屋でもレアアースを買い付ける仕事でも家電製品の販売員でも、人と接する仕事では「人柄」がその人が売れるか売れないかを決める重要な要素であるのは間違いないと思う。風俗従業員(男女)も同じだろう。
自分の体験を振り返ってみると、リピートしたいと思った女性は、多分ひとりの例外もなく育ちの良さや聡明さを感じさせたり、社会人としてそれなりの仕事をしてきたんだろうなと思わせるものがあった。
他の客の話を聞いてみても(私はブログを通して、たくさんの風俗客の愚痴や意見を聞いている)、嬢の内面的なものが満足したか否かを決定することが多い。というよりも、嬢の性格、態度、会話の良し悪しを抜きに、誰それが良かった悪かったと語る客はない。入り口では顔やおっぱいやサービスを見て、出口では人間を見るというわけだ。
だから、店付きのブログを書いている方は、(そうする能力があれば)きちんとした文章を書いて「私は落ち着いた大人の女性ですよ」という印を自分に付けることで他の嬢との差別化になるだろう、と思うわけだ。高尚な話題である必要はない。書けない嬢、書きたくない嬢は好きなように書けばいい。
そうすれば、客はちゃんと接客してくれそうな嬢を判断しやすくなる。要するに、後悔する確率がほんの少し下がるということだ。「それが一番の宣伝」というのは、そういう意味だ。 先日、あるソープ店の店長がこう語っていた。
「大人のお客様が多いので、女の子にはサービスよりも、先ずきちんとした会話と接客ができるように指導しているんです。だから、新聞やニュースを見るように言っているんです」 これも同じこと。新聞やニュースが全てではないが、最低限のことは知っておかないと客は戻ってこないよ、ということだ。
店側も「当店はコミュニケーションの講習を定期的に行っています」「会話の内容や話し方に重きを置いて採用しています」という差別化をしてもいいと思う。少なくとも「高級店」という文句より、店の色が伝わってくる。
嬢のレベル、店のレベルで差別化がもっと客の目に見えるようになれば、風俗街全体に深みがでてきて、客としてはおもしろくなるだろう。
チナスキーさん
お返事ありがとうござます。
私はツイッターをやっていないため、ブログのPCビューで見える範囲のみ
(チナスキーさんの書き込みのみ見える、他の人の反応は見えていない)
なので論点ずれたことを書いていたらすみません。
なんとなく私が思ったのは、差別化に当たってはターゲットとなる客層を絞るのがマーケティングの定石なので、
—
ターゲット層:我々のような「育ちの良さや聡明さ」を好む客層
⇒ブログによるブランディング戦略:「きちんとした文章を書くこと」
ターゲット層:エロ写メに欲情する客層
⇒ブログによるブランディング戦略:「とにかくエロい写メを乗せる」
—
ということなのではないかと思っています。
もう少し書きますと
「ソープは大人の客が多いでしょうから、きちんとした文章を書くことは最良のアピール」
というのは私たちにとってはその通りなのですが、そもそもそういう価値観を持っていないお客さんも結構いるんじゃないかなって思うんですよね…
なんとなく、我々が思うより、この業界の客層は「大人の男」率低いんじゃないかと。
だからキャンディーさんは、ああいうプロモーション(というかブログ)戦略をとられているのではないかと。。
(キャンディーさん、いいお店ですし、そこらを何も考えずにやらせてるってことはない気がするんですよね。)
まぁ、特に何も考えずにブログ書いている嬢、載せているお店も多いでしょうけど(笑)
話変わりますが、今日からNo.1嬢、意味分かりましたか。
どこが良かった?
⇒何もかも。
どれくらい良かった?
⇒ブログで公開して欲しくない位良かった。
端的に言うとこんな感じです(笑)
takaさん
コメントありがとうございました。
PCサイト右下にある「チナスキーにメールを送る」というところからメールを送っていただければ、お返事します。携帯のアドレスだと返信時にブロックされる可能性が高いので、PCのメールアドレスの方が確実です。
それと、いくつかの記事のコメント欄に「九州人」さんが中洲について詳しい情報を書かれているので、とても参考になると思います。ぜひ、ご覧下さい。
チナスキー
山田さん
コメントありがとうございます。
確かに、年齢層、好み、価値観、いろいろな人がいますからね。これが正解というのはないかもしれません。客である私としては、ブログの雰囲気や写真である程度「この子は大丈夫そうだ」というヒントが見つけられれば、それでいいと思っています。
>⇒ブログで公開して欲しくない位良かった。
入ればしちゃいますけどね(笑)
しかし、私はひねくれ者、かつ開拓精神が強いようで、「この子が良かった」と言われると別の良い嬢を見つけたくなります。というわけで、先ずは別の子に入ってみます。
チナスキー
私も初めての女性を選ぶ時にブログが人柄などを想像できて役に立つというようなことをコメントした気がし、本文の趣旨には賛成です。でもブログを書く方からみればいろいろな状況があるようで、たぶんお店の側からしてみれば宣伝になるものと考えて勧めていると思いますが、内容的にはいろいろですね。読者の方も必ずしも女性選びのために見ているわけではない人もいるのではないでしょうか。その女性の常連さんはまさに日々どうしているのか報告してくれると楽しいでしょうね。ソープに行くことはなくてもブログは見ている人というのも結構いるのではないかと想像しています。
ある風俗案内HPで風俗嬢のブログが多数掲載されているのですが、そこのブログランキングというものがあり、全体では現在3位、ソープでは1位のブログがあります。書いている人は吉原の有名な老舗高級店で最近はずっとランキング1位の女性で、あとAV嬢です。内容は下着や裸の自分撮りの写真がいっぱいで、日々の何食べた、どこ行ったの報告や、お客さんに対する感謝の気持ち、そして自分で考えていることなどを書いたりしています。結局、この本文やコメントに書かれているブログとして求められる内容をほとんど網羅している感じ。あと大切なのは、人気ブログの定番で毎日更新でしょうか。ソープ嬢として人気だからか、ブログが人気だからとか、相乗効果みたいなものでしょうか。この女性、2chあたりだと悪口が多いのですが、やはりお店ランキング1位という実績はすごいものと思い、一度入ってみたいところですが、普段行くところの3,4回分くらいともなると、私として回数の方が優先されるようでね。