“そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ”
中島みゆき「時代」より
“そんな地雷もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな地雷もあったねと きっと笑って話せるわ
だけど 生まれ変わっても めぐりあいたくないわ”
チナスキー「地雷」より

↑懐かしい星野ひかるさんの作品。最近DMMから配信されるようになりました。若い方は知らないと思いますが、1990年に世間に衝撃を与えたAV女優です。綺麗なAV女優といえば、この人か秋本詩織さんでしたね。坂上真琴の作品も配信してくれないかな・・・
お店データ
場所:東京吉原
支払った総額:19,000円(60分)
フリー or 予約:フリー
営業時間:10時~24時
入店時間:平日夜
待ち時間:10分
混み具合:他に3人
お店の雰囲気と店員さん
以前、この店を訪問したときに、案内部屋にひときわ美しいビジネスパーソンの写真が貼ってあった。写真の撮り方が他と違うので、目立っていた。そんな彼女が出勤になっていたので、プラチナステージに行くことにした。夜だから、フリーでいけるだろうと思い、予約はしないで行った。
案の定、彼女の写真は出てきた。すぐに入れる子が他に2人いた。彼女の写真を指差して、店員殿に「どうか?」と聞いてみた。
「いいと思いますよ」 的な回答であった。
なんで、あのときワタシを止めてくれなかったのよっ!!!
と今は思っている。

Title:しかしながらまさかのサンシャイン, Copyrighted by temaki
女の子
店員に案内されて、彼女に会った。額にジライのラベルが貼ってあるのが見えた。彼女は私と一瞬顔を合わせると、クルっと後ろを向いて階段を上りはじめた。
人間、6000文字のブログでも何の情報を伝えられないこともあれば、相手の目玉が0.5㎜動いただけで、その人の心情を悟ることもある。この女のクルッはすべてを語っていた。私はお金を無駄にしたことを理解した。
部屋に入って、顔をよく見ることができた。目元だけは綺麗だった。しかし、丸顔で、雰囲気が写真のイメージとかけ離れていた。ひとことで言うと、だらしがなさそう。知性とは程遠い空気を振りまいていた。
サービス
適当な挨拶をしてから、ジ印はベッドにカゴをドサッとおいて、「服はここに入れてね」と言った。私は自分の服を脱ぎ、そこに入れた。私が服を脱ぐと彼女も服を脱ぎはじめたので、私はその姿を眺めていた。
プロフィールとおり、確かに胸は大きい。しかし、屈むと三段腹が見えた。段と段が作るカーブの具合が、「呪いのローラー」にそっくりだった。プリンス・カメハメを葬った、あの呪いのローラーだ。
呪いのローラーを最後に見たのはいつだろう?30年くらい前か。あの兵器のことを、2016年の吉原で思い出すなんて、想像もしていなかった。
私が払った金の一部は、彼女の食い物になり、大半が脂肪と糖に変換され呪いのローラーを更に呪いのローラーにして、少しだけタンパク質になり、残りは大便として便所に流されるのだろう。彼女の腹を眺めながら、そんなことを思った。
背中を向けると二股に分かれたパンツの紐が腰の肉に食い込んでいた。この女にして、このケツという様のケツだった。同じ女でも、どうしてこうも違うのだろう。服装の乱れは心の乱れ。ケツの乱れは女の乱れといったところか。
体にはワンポイントのタトゥーが点在していた。腹のことは、仕方ないとしよう。タトゥーのことも、まあ、悪ではない。それに、後から分かったのだがプロフィールにタトゥーがあるときちんと書いてある。
問題はジ印にまったくやる気がないということだった。やる気があるという態度さえ見せない。この手の女は行動パターンがだいたい同じである。15分後にはこの女も時間配分を無視して、形だけのフェラチオをしてから、「早く入れて」と言い出すはずだ。
ジ印は私の体をシャワーで洗い、風呂に入らせた。歯ブラシが渡され、歯磨きが終わると、イソジンが入ったコップを差し出してきた。
それからのプレイの流れはこうだ。
乳首を舐める→ほんの短い時間のフェラチオ→ペニスに唾液を塗りたくって手コキ→私が制止するとやめる(x)→また手コキ(y)→以下、xとyの繰り返し。
手コキの一生懸命さだけはひたむきで、真摯でストイックである。ひたすら手コク。気づけば手コキ。隙あらば手コキ。手コイて、手コイて、手コキまくる!!!
私はこれ以上の手コキを止めるように紳士的に言った。ふと時計を見るとあと30分以上時間が残っていた。
あと30分もあるのか・・・
入れてほしいと言われたので、入れることにした。
私が上になったのだが、彼女はずーーーっと顔を腕で隠し、さらに横に向けていた。その所作を「死んでもキスはしたくない」というメッセージだと私は受け止めた。
だったら、なんのだめの歯磨きと、イソジンだったのだ?
彼女は自動応答のような単調なリズムで「アン」という言葉を繰り返していた。
なんだろう、この虚しさとバカバカしさ。
私は途方に暮れたような気分になった。時計を見たら、あと20分も残ってやがる。さっきから10分しか経っていないのだ。 私は彼女から体を離し、現実的に考えた。お金はもう失った。ジ印にくれてやろう。帰りにコンビニでご馳走でも買うがいい。問題は、このままここにいれば、時間も失うということだ。貧乏性の私はもったいないと思いつつ、しかし、それこそ時間がもったいないのでは?と考えた。
もういい と私は言った。
え?
みたいなことをジ印は言ったと思う。
私は服を着はじめた。女の表情は見ていない。
服を着て、立ち上がった頃にジ印は私の後ろで言った。
もう帰っちゃうって感じですか?
そのへんちくりんな日本語が、60分のセッションの中で一番不快だった。学校に戻って日本語教育をやり直してくるんだな。
ジ印はフロントにコールをして、私は店を出た。
まとめ
前回と大違いだ。同じ店でこうも違うのだから、ソープ遊びとは難しいものである。以前書いた「良い店を教えてください」と聞かれて思うこと」で書いたとおりである。「杏〇」さんだけをもってこの店をいい店とは言えないし、今回の嬢だけをもって悪い店とも言えない。
今回の件、私も反省すべき点がある。彼女の写メ日記だ。「遊んでぇ」みたいなことしか書かれていない。いい年してキモチわりぃ日本語を平気で使っている。私の経験上、こういうのにマトモな人間はいない。あの日記を事前に見ていたら、私は彼女を選ばなかっただろう。
一方で、もしかすると、彼女が地雷なのではなく、私が地雷であったという可能性もゼロではない。もしかすると、彼女は私の「改善すべき何か」が気に入らなくて、二度と私が彼女を選ばないように敢て地雷として振舞ったのかもしれない。あの写メ日記にしても、本当は知的生命体なのにわざとあのような文面を作っているのかもしれない。もっとも賢い人間は、もっともバカに見えるように振舞うものだから。
とにかく、これで私は今年のソープ税を払い終わった。次はあなたが払う番かもしれない。
5段階評価
総合満足度:1
費用対満足度:1
ボーイさん:2(知らないのかもしれないが、止めてほしかった)
女の子ルックス:2(ノーコメント)
スタイル:1(ノーコメント)
サービス:1(ノーコメント)
嬢の印象:やる気がない
写真とのギャップ:違った
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2016年1月20日投稿 プラチナステージ(吉原) – あんなにたくさんキスされるなんて
下田さんは、すすきのネタがお好きですよね
ツユダクさん
いや、地雷の方が書きやすいんですよ。
ちゃんと仕事をされると、内容は似通ってくるじゃないですか?地雷の方は外見だったり、やること、言うことに特徴がありますからね。源氏名を伏せるので思い切って書けるというのもあります。
ご報告をお待ちしております!
注目記事でタイトルが気になり、拝読させていただきました。
ソープでもこんなことがあるんだなー、と思いつつお嬢の地雷っぷりに胸が痞える思いがしました。
でも私も貴兄と同じく、地雷に金はくれてやっても時間はあげない事にしており、同じくこちらから時短でさっさと切り上げることにしています。今回の貴兄の行動に胸の痞えがとれたような気がします(笑)。
でもこちらから時短しているのにお嬢と揉めることがあります。どちらにしても辛い話ですよね。
お邪魔しました、それでは。
ちょんのまさん
コメントありがとうございました。
客側から時短して揉めるっていうのも理不尽ですね。でも、私のときも、「帰られるのは、それはそれで困るんだけど」という雰囲気は感じました。なので、地雷を踏んだときはできる限り早く帰ってやろうと思っています。
皆さんも、地雷を踏んだら時短をしてやりましょう。