ドMのHカップがあらわれた!(吉原某店)

あ、どもども。ちなっキーです。日の出から、ほんばんみ。

あのぉ、ボクって昔な人って感じじゃないですかー。ビデオも音楽もカセット世代だし。光GENJIのメンバーの顔と苗字はだいたい結びつくし。でも、そんなボクもゲームが好きなンすよ。意外でしょ?意外じゃない?

今ハマってるのはぁ、冒険モノとラブストーリーとファンタジーが融合したゲームでぇ、村にとらわれたお姫様を探して助けるってやつなんです。いっちょまえに「そして出禁へ・・・」とかいうサブタイトルまでついてるんです。このゲームがもう超絶激ムズ!イヤになっちゃうくらいうまくいかないんですよー。

村にお姫様たっくさんいるんですけどね、お姫様に化けた魔物とか三段腹幾重みたなのばっかりなんですよー。

ぱふぱふする?いやいやいや、それ腹だから、みたいな。

宝箱からドドリアさん、みたいな。

ユーザー口コミ攻略本も嘘だらけだし。装備品もゴムの帽子と自前の性剣エクスカリバーだけだし。歩けば地雷踏むし。きまぐれメタルちゃんすぐに当ケツするし。

そんなゲームをプレイした時の話聞いてくださいよー。あー、どこにいるんだろ数の子天井の花嫁、、、

お店データ

場所:東京吉原
支払った総額:3万円台
フリー or 予約:予約
営業時間:9時~24時
入店時間:平日19時30分頃入店
待ち時間:10分
混み具合:他に1人

Photo by Amber_Avalona

お店の雰囲気と店員さん

おれはある店の受付にいた。おれの前にはカウンター。その向こうに店員の男。カウンターの上には3枚の写真が並んでいた。店員はスポーツマンのように体格の良い、誠実そうな男だ。

「彼女はHカップで、スタイル抜群。それにドMらしいんですよ。ちょっとギャルっぽいですが、攻め好きな方にはおすすめです。本当にスタイル抜群ですから。AV女優の◯◯さんに似てるんですよ」

「彼女もGカップでスタイル抜群です。人気あります」

3人のうち、2人をすすめられた。実はGカップの子は友人にすすめられた子だった。半分今日のお目当てだった。しかし、店員が言う「ドM」という言葉が妙に引っかかった。冒険モノゲームなのに人のおすすめに従うのはいかがなものだろうか。

ドM=プラス要素、Hカップ=プラス要素、ギャルっぽい=マイナス要素

おれは頭の中で計算をした。その結果、ギャルっぽいHカップでドMの彼女を選んだ。

「本日お部屋がいっぱいなので、他店をご利用いただくことになりますが・・・」

そういうわけで送迎車で他店にルーラした。

女の子

行ったのは高級店。恐らくだが、人気のない店なのだろう。だだっ広い案内部屋で待っているとやがて名前を呼ばれた。おれは立ち上がり、安らぎの場、あるいは戦いの場へと向かった。階段の下で彼女に会った。AV女優似で、ドMのはずだった彼女。

まいったな、ピーターじゃねえか・・・

彼女は池畑慎之介に似ていた。少なくとも、某AV女優よりは遥かにピーター寄りにいた。おれは衝撃を受けた。あの店員、誠実そうにとんでもねえのを食わせやがる。

彼女は浅黒く、おれは顔面蒼白だった。日焼けサロンにでも通っているのだろうか。全身小麦色だ。そして年齢は30代前半くらいか。髪は明るい。要素だけ見れば、確かに「ギャル系」だった。皺だけが独立して彼女の年齢を表現していた。明るい髪や派手なメイクがこの皺と重なると、「ギャル系」は「間違ったアンチエイジング系」になった。たいていのギャル系女性が25までに間違いと気づくことに彼女は気づいていないようだった。

サービス

人はなぜこうも分かりやすいステレオタイプを踏むのだろうか。おれの服を脱がせた彼女の腿はタトゥーに覆われていた。タトゥーがない方が不思議という風貌だったので、おれは驚かなかった。

それでも、あまりに露骨な偽乳にはショックを受けた。

ブラジャーをしていてもすぐに分かった。かつてそこには小さな乳房があったのだろう。今ではガチガチの造形物が存在している。偽乳を入れた彼女の心情を慮るに、恐らく胸が小さいことにコンプレックスをいだいていたのだろう。ガチガチの偽物があることにはコンプレックスは感じないのだろうか?彼女に聞いてみたかった。

ピーターちゃんは地雷ではなかった。地雷だったのはあの店員だ。奴が加害者で、ピーターちゃんとおれは被害者だ。騙された客と騙された客の相手をしなければならない女。

こんな風俗格言がある。

“嘘を憎んで嬢を憎まず”

おれはピーターちゃんを愛することにした。風呂から出ると、おれたちはベッドの上で交差した。彼女のサービスは特別良いというわけではなかったが、丁寧だった。

店員が言っていた「ドM」という要素は微塵も感じられなかった。「M」とさえ思えなかった。あるいは、それはおれとの相性の問題かもしれない。おれが「ドS」だったら、ピーターちゃんも「ドM」になっていたかもしれない。茶髪、小麦色の肌、ハードボイルドおっぱいを持つ彼女を意地悪に攻める気になんてとてもなれなかった。

今、彼女の写メ日記を見た。Twitterのアカウントも見た。

それらに載っている彼女の写真は、おれの記憶とまったく違う彼女だった。肌も白いし、年齢も20代半ばくらいだ。確かに某AV女優に似ている。すべての写真においてタトゥーは見えないように細工を施している。

写真を見ていたら、この写真の彼女が実際の彼女で、おれの記憶の中で彼女がピーターと入れ替わって、おれはピーターと会ったつもりでこの記事を書いているのではないだろうか?と混乱してきた。彼女と会ったときは彼女も被害者だと思ったが、写メ日記の画像を見る限り、明らかに彼女も加害者側だ。

すべてが終わると、おれたちは会話をした。常識的で当たり障りもない表面的な会話だった。彼女の外見を見れば、もっとぶっ飛んだ話を期待してしまうもんだ。温泉街のスナックにいた時の話とか、隣町のレディースチームを大粛清した武勇伝とか。しかし、話を聞いている限り、彼女は平凡な常識人であり一般庶民だった。人は自分がなりたくて仕方ないモノになるためだけに自己改造をするもので、外見は内面の裏返し、ということなのかもしれない。

まとめ

またひとつ おれのぼうけんのしょに のろいのことばが かきたされることになった。

5段階評価

総合満足度:2
費用対満足度:1
ボーイさん:評価なし(予約だったので)
女の子ルックス:2(不自然)
スタイル:3(スリム)
サービス:3(普通、やや事務的)
嬢の印象:浅黒い
写真とのギャップ:全然違った

8 件のコメント

  • 大冒険お疲れさまでした。
    逃げ出さずに、最後まで戦ったのは、さすが吉原の勇者です。
    初めてのお店ですかね。

    • けむぞうさん、「逃げる」コマンドがないんです・・・
      初めての店ではありません。数回だけ当ブログに登場しています。

  • どうすれば、こういう失敗を防止出来ますかね?
    あまり、いろいろなお店に行かないで、信頼の出来るお店にしか行かないというのはどうですか?
    僕は行くお店は固定してますよ

    • ビジネス屋さん、ブログをやめたら行く店を固定したいと思います。
      >どうすれば、こういう失敗を防止出来ますかね?
      自分の中でルールを決めて、そのルールに従うことです。投資と一緒ですね。

  • メタル級の経験値ですね。
    こういう時、自分は徳を積んでると自分に言い聞かせています。
    ちなみに私は少年隊ニッキ推し、デカメロンには気をつけろ!です。

    • ショルダーさん、僕の経験値もそろそろカンストと思っていましたが、このゲームはそれを許してくれないようです。

  • 吹きました!
    やっぱりチナスキーさんの失敗談は成功談より数倍面白いですねー。
    それにしても、かくも上質のユーモア文学に昇華されるまでには作家のいかばかりの呻吟があったことか。

    • 植木エモリーさん、
      「やっぱりチナスキーさんの失敗談は成功談より数倍面白いですねー。」
      この言葉、成功談を広めたいおれにとっては、まじつうこんのいちげきなんだけど。

  • 感想やご意見はこちら。ルールを守らない人には天誅を。

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