こんにちは、チナスキーです。
吉原は5月に入って新しい店がいくつか増えましたね。「ジャルディーノ」っていう店、知ってます?あっしなんぞ、ヨコモジが苦手なもんで、名前を覚えるのに2週間かかりました。
「オーディション」はどうですか?私はこの店の名前を間違えて「オークション」と覚えてしまい、いつも「吉原 オークション」で検索してしまいます。完全予約制でこちらの好みを伝えて、それに合った女性を紹介するという超前衛的なシステムお店です。
新しい試み、頑張ってほしいですね。「吉原でそれはムリ、ムリ」とかあざ笑っている人々を出し抜いてほしいものです。というわけで、近いうちに行こうと思います。「かとうれいこのカラダで、顔はまゆゆ、声は大原麗子、エロさは坂上真琴の女性をお願いします」という希望にマッチした方に会えるのでしょうか。
ところで、今回はフリーで吉原の格安店「11チャンネル」に突撃して参りました。何店か回ったあとの訪問です。吉原って店から店に移動していると広いですね。閑散としているくせに、やたら人目が気になりました。
お店データ
場所:東京吉原
支払った総額:22,000円(80分)
フリー or 予約:フリー
営業時間:10時~24時
入店時間:火曜日16時30分頃入店
待ち時間:5分
混み具合:他に1人

Title:Crawling babies, Copyrighted by Thomas Quine
お店の雰囲気と店員さん
その日はフリーデーだった。「予約せずに遊びましょう」デーのことだ。2件目の店が酷かった。今井雅之のような顔をした店員が、私が座っている前のソファにどっかりと腰を下ろし、私の前にパネルを並べた。何か闇の取引をしているような並べ方だった。そして、芝居じみた迫力を加えたような口調で、パネルの説明をした。
バスト90cm、ウエスト59cmと書かれてある子の評判を聞いてみた。
「お客さん、ぽっちゃりした子が好きなんですか?」
「この子はぽっちゃりしているんですか?」
「お客さん、胸の大きい子はぽっちゃりしているもんですよ」
今井は苦笑交じりに答えた。この男とは、会話ができそうにない。ちなみに、今井が「スリムでスタイルがいい」とすすめてきた子のウエストは58cmと書かれていた。
誰かこのおっさんに、新社会人向けの営業研修でも受けさせてくれ。そんな態度で客が入るとでも思っているのか?
私は席を立った。今度来るときはモノサシを持ってきてやろう。1cmの長さをこいつに教えてやる。
第3の候補にしていた11チャンネルに行った。
カウンターには10枚くらいの写真が並んでいた。対応してくれた若い店員は、たまたまキャンセルが入ったNo1の子を推してきたが、好みではなかったのでパスした。3店も回った私は、あまり吟味することなく、新人を選んだ。
女の子
時間が来ると、階段の上に女の子がいると案内された。とりあえず階段の上でブチュー。彼女はニッコリ笑って、「よろしくお願いしまーす」と明るく挨拶をした。人懐こい性格らしい。
結果を言うと、パネルはかなり修正をされていた。プロフィールでは23歳とあるが、30は超えているだろう。35くらいだろか。
彼女は濃いマスカラをしていて、自分を若く見せる努力をしていた。ホリの深い顔立ちで、目元はスザンヌに似ている(もしスザンヌが好きのあなたが、この情報だけをもって彼女に会いに行けば、私を恨むことになるだろう)。お腹も出ていない。でも、肌の質感や胸の柔らかさは、彼女が若くないことを正直に伝えていた。
とても感じのいい女性だった。でも、その感じの良さのベクトルは、「いつも優しい友達のかーちゃん」、あるいは人生相談に乗ってくれる田舎のスナックのママ的なものであった。
サービス
部屋に入ると彼女は私の服を脱がせて、私に背中を向けた。私はワンピースのファスナーを下ろした。背中は日焼けしていた。
服を脱ぐとシャワーを浴びた。彼女はうるさくない程度によく話した。接客業に慣れているのだろう。人見知りもしないようだ。
値段が安いこともあって、私は落ち着いていた。パネル修正もあり、吉原年齢もあり、それらは褒められたことではないが、まあ、この料金ならこれが平均なんだろうと(半ば諦め気味に)思った。
セッションの途中で四つん這いになるように言われた。ありそうで珍しい四つん這いプレイだ。彼女はお馬さんのかっこうになった私の背中を舐め、尻を吸った。舌を動かしつつ、両手の指でワサワサと体の表面をなぞってきた。
「今度来るときはマットしてあげるね。お客さん、マット気に入ると思うよ。50分でもマットしちゃうんだから!」
どうやらマットが得意らしい。
この四つん這い以外は、印象的なサービスはなかった。
時間がかなり余った。80分の客は珍しいらしく、ペース配分がうまくできなかったようだ。時間になるまで、彼女の特技だというマッサージを受けることになった。腰や背中を揉まれながら、会話をした。会話の相手としては申し分なかった。
話をしていると、彼女は賢いタイプではなさそうだが、実直で誠実な性格のように思えた。
彼女によれば、この店は女性への待遇がいいらしい。女性の取り分を聞いて、私も驚いた。しかし、そこまで女性に良心的な店が、(吉原においては料金相応とはいえ)特段客の信用を得ようとしていないことは皮肉なことである。
私がずっと考えていたのは、
おれは彼女のことを良くは書かないだろう、
ということだった。自分がこれから悪いことをするような気分になった。
あのシーンを思い出した。
「死ぬまでにしたい10のこと」という映画に、医者が主人公に余命を告げるシーンがある。誰もいない病院の待合室で、医者は主人公の正面ではなく隣に座って主人公の命があと数ヶ月であることを告げる。待合室の話だからそんなに重い病気じゃないと思ったと言う患者に対して、気の弱い医者は、オフィスで患者の目を見て余命を宣告することができないと弁明する。
向かい合ってではなくマッサージを受けながらの会話は気が楽だった。彼女は何度も「仕事、頑張らなくちゃ」と言っていた。目標があるそうだ。
私のブログはあなたの力になれそうにない。そう思うと申し訳ない気持ちになった。ビジネスの世界におせっかいの情けは不要と分かっているが、それでも後味は悪かった。
まとめ
寛容的な彼女なら、ある種の客(会話を重視する人など)には人気があるかもしれない。ホームページを見る限り、評判も悪くなさそうだ。仕事熱心なのが、ブログの文面に表れている。
私には、彼女はエロさが足りなかった。それと顔が好みではなかった。顔の判断は写真修正によるところもある。
頑張ってほしいと思いつつ、リピートするかといえば、それはない。
5段階評価
総合満足度:2
費用対満足度:3
ボーイさん:3(普通)
女の子ルックス:2(好みではない)
スタイル:3(普通)
サービス:4(四つん這いは良かったかな)
嬢の印象:ホリが深い
写真とのギャップ:けっこう違う
仕事熱心というのは好感が持てますね。
だからってリピート材料までにはならないですが。
オーディションはまだ行かない方がいいでよ。
まだ準備段階で普通のソープとなんら変わりありませんでした。
F.S.さん
「行かない方がいい」と言う以上、その理由を説明しないとダメですよ。
普通のソープと変わりないなら、行ったっていいじゃないですか。
F.Sさん
そこを公開コメントで書かないと、見ている人からすれば、「行かない方がいい」だけがインプットされたままじゃないですか。
つまりは、まだ「マッチングシステム」が完成されていないようで、「マッチングシステムという画期的な店」というよりも、「標準的なソープ店」という認識で行った方がいい、ということですね。
通りすがりですが、単なるソープレビュー以上に面白いテキストでした。
通りすがりの方
コメントありがとうございました。次回は通りすがらずに、しばらくご滞在ください。